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大阪市福祉教育語りの会 鈴木昭二 (18)
                                

                                   2010年8月20日
タンデム自転車の有用性  
                              

7月25日(日曜)淀川左岸河川敷公園で《大阪府下でのタンデム自転車の公道走行実現を目ざして》と題した試乗会が開催されました。タンデム自転車の体験は私にとっては4度目です。当日、午後1時から3時までの開催時間では、地面からの反射熱が暑くて暑くて、体感温度は40度以上はあった感じでした。

タンデム自転車というのは、1台の自転車にサドルとペダルが前と後ろに付いていて、二人一緒にペダルをこいで走ります。二人のうち、前に乗る人をパイロット、後ろに乗る人をストーカーと言います。(ちょっと怪しい人みたいですけど)。大阪府では、自転車の二人乗りとの違いがはっきりしておらず、公道を走ることはできません。ところが、長野県と兵庫県は走れるんです。長野県は観光客用として。兵庫県は県視覚障害者協会が、安全性と利便性を訴えて地道な試乗会をつづけた結果、知事の裁決で許可されたそうです。他の県でも許可されるところが徐々に増えているようです。

健常者に比べて運動不足の視覚障害者には生活習慣病に対する予防にもなるでしょう。また、公共交通機関しか利用出来ない視覚障害者にとって、徒歩より効率よい移動の手段を手に入れることができます。さらに、言うまでもなく環境に一番やさしい移動手段です。昨年あたりから、奈良県・京都府・岡山県・大阪府下など頻繁にタンデム自転車試乗会が開催されています。淀川での試乗会には、参議院議員・大阪府会議員など行政の関係者が見学に来られ、あいさつの中で、早く法的に許可されるよう尽力をしたいとのことでした。

河川敷の試乗コースは300メートルあまり。直線の道でパイロットに「力一杯踏み込みますよ」と声をかけ、大腿筋と体全体に力をこめてこいでみました。来年の春ごろには公道をタンデム自転車に乗って、♪サイクリングサイクリング、ヤッッホーヤッホー♪ なんて走ることができるよう願っています。

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