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市民ライターどんどん
地球を見つめて〜なんちゃって
  ……かざりえみこ
コラム ★ライターズ・バトル★
  《おれのコラムが面白い!》
新登場! テーマ・コラム
  《ライター各様書き比べ》
脱サラ議員奮闘記
 …山根一男(可児市議会議員)
関西弁だば、まんづ わがんね
  ……秋田おばこ
市民ライターのキモ
  その真実と技術
    ……吐山継彦
ライティング情報あれこれ
◇参加レポート「行ってきました」
◇三反農家の米作りノート
   ……平田泰史
◇わが町中津を語る
  ……霊崎(たまさき)
◇お薦めメルマガ勝手に紹介
◇お薦めのこの一本
◇ショートコラム
   この○○を誉めよ!

◇講座そのほか情報
(以下はいまなお工事中です)
◇投稿
◇編集後記
これまで発行した
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市民ライター通信より
2冊の本が出版されました!





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☆★☆★
★☆★ 書く力、書く参加!
☆★
★          市民ライター通信
☆ 2007.9.20
---------------- http://www.f-ts.bb4u.ne.jp/~writer/ ★ 第48号★☆★
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■あなたも市民ライターに!■

市民が社会に向けて情報を発信するには、書くことが不可欠です。
多くの市民活動はそこから始まっています。《書く力》を養い、
《書くことで社会参加する》市民ライターになりませんか。
                  
  ========= 市民ライターのイメージ ==========
       
* 書くことによる社会的な発信が大切だと考えている。
* 心情吐露だけに終わらず“レポート性”のある文章がかける。
* ペンが剣よりも強い世界にしたいと思っている。

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■まいど おおきに!■

 創刊以来丸四年欠かさず月1回発行してきました。よくぞここまで継続できたと編集委員たちで自画自賛しております。それにもまして素晴らしいのが市民活動に懸ける思いを書いていただいている「市民ライターどんどん」。何度読み返しても感動します。そこで、これまでの37人の思いを冊子にまとめました。発行協力費として1冊100円でお分けしていますので、希望される方は、ご連絡ください。

 引き続きご愛読よろしくお願いします。
 
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【1】市民ライターどんどん 
    NPO Spicy Art Company
    ひきたま`スパイシー音楽ワークショップ   …………   フジモトカツヨ
【2】地球を見つめて〜なんちゃって(48) 
    西洋朝顔  ………………………………………………  かざりえみこ
【3】オバチャマは市民ライター (17)
    役に立つか、立たないか、それはアナタ次第    ………… オバチャマ
【4】「私のスピルチャル体験」 第5回     ………………………… 有明弥
【5】この「人」を褒めよ! 
    村上ショージ    ……………………………………………… thayama
【6】秋田弁だば まんず おもしれー 
    ちゃぺ   …………………………………………………… 秋田おばこ
【7】今月のフフフ   ………………………………………………………  風
【8】ハンガリー追想(10)    ……………………………… シュー・マームラ
【9】イベントのお知らせ
   レクワク・シリーズ 市民プロデューサーになろう(その2)
┃   『市民の視点「利用のプロ」から行動へ』 
【10】編集後記


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 読んで、感じて、そして、あなたも発信してください。    
☆書く力を養い、書くことに慣れ、書くことで社会参加していきましょう。


  「論・RON・ロン」コーナーは、個人の論を世の中に論じよ
  うというコーナーです。といっても、個人的な問題を論じる場
  ではなく、社会的問題や時事ネタを、一市民の立場で論じよう
  ではないかというコーナーなのです。多いに論じて、あなたの
  考えを世に問うてください。個人の考えを発信することには意
  味があります。ひとりの力は小さくても“うわさが力になる”
  からです。あなたの論をお寄せください。反論や賛成論も歓迎、
  ここは「議論の場」です。


  その他「この○○を誉めよ!」などいずれも800〜1000字程度   
  (締切15日必着!メールに貼り付け添付でお願いします)
  感想・投稿大歓迎!お待ちしてま〜す。
  ★投稿先  E-mail: writer@f-ts.bb4u.ne.jp ★  

メルマガ「市民プロデューサー通信」の購読もよろしくお願いします。
⇒http://isweb25.infoseek.co.jp/business/capnews/index.html
                    

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■【1】市民ライターどんどん(38)         ★彡☆彡
□     NPO Spicy Art Company               ☆彡
□    ひきたま`スパイシー音楽ワークショップ'  
■                                         ★彡
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                                         フジモトカツヨ

Spicy Art Company(スパイシーアートカンパニー)は、2003年4月から活動をはじめました。障害の種別や有無、年齢、男女にかかわらず、言語にすることが困難な場合でも芸術表現というかたちで自己表現できること、また、その楽しさを広く伝え、互いに協力し交流することによって楽しく豊かな社会を実現することを目的としています。2007年4月に特定非営利活動法人の認証を受けました。

代表のひきたまが現事務局担当のフジモトに『こんなことをやりたいねん。』とコーヒーを飲みながら相談したのが始まりでした。音楽を含めアート表現に、障害の有る無し、老若男女は関係ありません。言葉がなくとも、アートで自分を表現できるのです。おもしろければOK。そして楽しいものなのです。まちがいなんてことはないのです。ここでは何をやってもいいらしい、それにいろんなことをして遊べるらしいよ、という場所にしていきたいと思っています。

音楽ワークショップは大きく3本柱で、リズム、声、動き、これを組み合わせて音楽表現します。ひとつの楽曲をそのとおりに完成させるのをめざすのではなく、参加者の人のオリジナリティを引き出していくことをめざしています。

楽器や声を使って自分を表現するとは、へんな音がでる楽器をつかったり、動きの中で声をだしてみます。音程のある楽器を使う時には、間違っていないだろうかということが気になったりすると思いますが、すべて同じ5音階(ドレミファソラシドではありません)で合わせてありますので、どこを弾いてもたたいても合うようにしてあります。だから、気にせずに、強く演奏したり静かに演奏したり、高い音だけにしてみたり、制限なく表現できます。民族楽器や手作り楽器の打楽器だけで、アンサンブルをします。打楽器だけで合奏するのは本当に楽しいものです。自分の演奏が楽しい、人の音も聞く、もっと楽しいアンサンブルができる、そういうことをめざしています。

これからは、リズムアンサンブルにはボディパーカッションも含めて動きも入れていこうと計画しています。創作にポイントをおいてグループでテーマを決めて曲をつくったりもしています。テーマは身近なもの、晩御飯でも、おやつでもなんでもいいのですが、それを楽器をつかったり、声やうたにして短い曲で表現します。

このワークショップをことばで表現するのはなかなかむずかしいです。ぜひワークショップに参加してください。
詳細情報は<http://blog.goo.ne.jp/nposac>



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□                               ☆彡
■【2】 地球を見つめて〜なんちゃって(48)         ☆彡
□                                      ★彡   
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                      ◆ 西洋朝顔 ◆
                              
                                         かざりえみこ
                                
新大阪の繊維シティーゆめっせでは、毎年7月初めに「朝顔市」がひらかれています。すっかり地域に定着して、買ってきた朝顔を自慢したりほめたり。花を前に、育て方を披露しあう光景もいいものです。朝顔といえば、子どもの頃、毎朝花を数えて、朝顔日記などという宿題を提出した記憶もあることでしょう。ハッと思い出して外に出たときには、もう花がしぼんでいて、べそをかいたこともありました。これほど日本の朝顔は光に対してデリケートなのです。

最近、西洋朝顔が目につきます。一日花ですが、一旦開花すると日中も衰えずに咲き続ける性質が従来の朝顔との大きな違いです。電車の窓から、または道路から、この夏、とてもおもしろい風景をいくつも目にしました。それは、普通の住宅のフェンスや壁面、または窓、立木などに這い上がっている満開の西洋朝顔です。目覚めるような青い花が、緑の旺盛な葉の色と相まって、近ければ一層、遠くても息を飲むほど美しいのです。気付いている方も多いと思います。

普通は種から育てますが、宿根性ですから2年目、3年目になるといよいよ強い性質が現れて、どんどんはびこります。さらに肥料や水やりを少々手抜きをしても、へこたれないのが日本の朝顔に差をつけるところでしょう。ヘブンリーブルー、ブルースター、フライングソーサーなどと名前もしゃれていますので、ガーデニングが趣味の方たちにとって、一度は植えてみたくなる魅力的な花のようです。

ところが、植えてみて困った、という声がそろそろ聞こえてきました。西洋朝顔にからまれた木が弱った、繁殖力が強すぎてまわりの草木が飲まれてしまった、というのです。これは、かつてノウゼンカズラがはやったときにも聞いた声です。華やかな朱色の花につられて植えたのはいいけれど、他の草木が枯れて、庭が朱色一色になってしまった。アメリカあたりの広大な庭に咲く花が必ずしも、日本家屋の庭にはむかない例のひとつだと言ったものでした。

西洋朝顔はこれから寒くなるまで咲き続けます。きっと皆さんの周囲でも目につくはずです。生命力が旺盛であるという現実を知るチャンスです。外来種が、在来種をどのようにして駆逐していくかを身近で観察できますよ。もっとも、結論を確認するには数年かかりますけどね。



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☆                        ★彡☆彡★彡
★【3】オバチャマは市民ライター (17)          ☆★彡
☆                                      ☆★☆★彡
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         ■ 役に立つか、立たないか、それはアナタ次第 ■ 
                 
                                          オバチャマ

最近のアナタ、視点も思考も画一的で、こうあるべきだ、こういうはずだと既成概念に囚われてガチガチ頭になっていない? オバチャマから面白いサイトを紹介しちゃいます。JRの最低運賃120円で489,9キロを走破しちゃったツワモノの実践記録。一番安く一番長く乗る汽車の旅。もちろん、無賃乗車とか法の目をかいくぐってなどではありません。正真正銘の正攻法。題して「大阪近郊区間大回り」

まず、自動券売機で天満まで(どこでもいい)120円の乗車券を買い、自動改札を入る。キップに印字された6:22は発券時刻。それでは、120円のキップを手にしゅっぱ〜つ!

福島→(3分)→西九条  大阪環状線オレンジ色の103系8両編成
西九条→(1時間10分)→和歌山(新大阪発の紀伊田辺行。この車両には
                 数少ない国鉄タイプのボックス席がある)
和歌山→(2時間52分)→奈良  ついに遭遇、1回目の車内検札をクリア
それこれ、あれこれ乗り継いで……(略)
近江今津→(1時間半)→尼崎  (滋賀・京都・大阪・兵庫と2府2県を駆
                 け抜けてここで3度目の車内検札)
尼崎→京橋、そして、天満!    着いた!出発駅であり終着駅の天満。


いよいよ、改札。おそるおそる12時間前のキップを入れる。自動改札機を難なくスルー。検札をどうクリアしたかですって?「大回りです」とキップを見せて一言。これでOK。

実は、JRでは、東京・大阪・福岡の近郊区間内のみを通る場合には、「大回り」という制度があるそうなの。乗車経路を重複したり、2度同じ駅を通らない限り、乗車券の運賃は実際の乗車経路にかかわらず、★最も安くなる経路を使って計算できるという、ちょっと変わった制度。

こうして、120円ぽっきりの福島6:28発→天満19:10着、実に12時間の汽車の旅は終わった。サイトには、乗った電車の写真も全部載っていて、とても楽しいのよ。

乗り変え、経路はいろいろアナタ次第。時間の無駄かも?けどね、この12時間の旅をしたひとは、120円のキップをみて、もしかしたら、和歌山、奈良、兵庫、滋賀、京都、大阪間12時間の旅をしてきたかもしれないと思えるでしょう。キップ1枚にだって、思いがけない真実が隠されているかもしれない。それに気づくか気づかないか。柔軟な思考、既成概念に囚われないって結構大事なことじゃないかな。人生に無駄はないかもしれなくてよ。
(詳細は下記HPへ)

「大阪近郊大回り」
 http://hp1.cyberstation.ne.jp/warashibe/osaka_kinko.html


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★            ☆彡             ★彡   
☆【4】「私のスピルチャル体験」 第5回  ☆彡     ★彡
★                           ☆★☆★彡
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                                            有明弥

暑い夏をなんとか乗り切れそうな感じです。毎日汗だくになって仕事をしている自分を大切にしています。

仕事は商品管理で、重い荷物をトラックで配達したり、倉庫内での仕分けが主な作業です。力仕事であり危険がつきまとうので、男の職場のイメージが強く、作業着、安全靴を履いて仕事をしています。会社では男性として扱われていますが、自分の中ではなにも変わらずに自分らしくいられていると思います。

しかし、周りの人々や社会は、男と女の世界でしか見てくれないのは分かっています。なにごともいきなり事を起こすと摩擦が生じます。そこをいかに上手く生きていけるか、悩んでいるのではありませんが、スッキリ感がないのです。自分が生きやすいように社会に問題提議していくことの難しさと自分がなえてしまうことの恐怖感は、当事者になって初めて味わった感覚でした。

30年ぐらい前、車椅子の介助ボランティアをしていた時の出来事を思い出しました。その当時、地下鉄にエレベーターを設置してもらう行政との交渉に、当事者とボランティアががんばっていました。私は、学生で車いすの人たちの介助をする活動をしていて、そのことで何か満足していました。車いすの人たちと親しくなり、ますます自己満足していました。

東京で障害者の全国大会があり、私はボランティアで参加しました。一泊して、朝コーヒーを飲みに、車いすの人と近くの喫茶店に行きました。大阪では、車いすの人たちが一緒のときは、自分たちで店のいすを動かし、車いすが入るようにしていました。いつもと同じように、いすを動かし、コーヒーを注文しました。しかし、そのお店の人が、水も持って来ずに、店の奥で固まっていることに気づきました。このことに気づいた時には、「どうしよう、どうしよう」ということばが頭の中でグルグル回るだけでした。

しばらくして、やっと大会本部に連絡を入れることができました。担当者が到着し、「ここはひとまず出てください」と言われ、店を出ました。私たちが店を出ると同時に塩を撒かれました。これは、とてもきつい体験でした。

私も今当事者として数々の経験をしています。そして、その時の当事者の人がどんな思いでいたのか、今になって初めてわかるようになったと感じています。

                                   (次号につづく)



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■【5】この「人」を褒めよ!    ◇◆◇◆◇

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             ■ 村上ショージ ■

                                          thayama

昔から村上ショージが好きだった。きゃつが出てきて、「ドゥーン!」とか「なにをゆ〜早見優〜」とか「軍隊、変態、そうですたい」などのギャグをかますと、笑いがこみ上げてきた。しかし世間では、ショージは面白くない芸人の代表格とされている。明石家さんまの腰巾着のように見なされ、本人も「さんまさんに憧れて吉本入りした」と公言しているが、実は二人は1955年生まれの同い年なのである。
 
 毎日放送の「痛快!明石家電子台」などの番組で、さんまとショージの掛け合いを見ていると、さんまは本当にショージのことをオモシロイと思っているのだろう、と感じられる。さんまは、笑いながら、いつもの冷静で観察的な目の色ではなく、心から可笑しがっていることが分かる。彼がショージに向かって、「お前は俺だけに面白い」と言うように、ショージの笑いの感覚は、なかなか世間、とくに東京方面では理解の枠組みを外れているようだ。

 ショージの笑いに対して、世間一般でよく言われるのが、「芸がない」とか「ギャグがすべる」「一般人扱い」などだが、ウィキペディアによると、これらは「全てショージの持ちネタの一つであり、誰でも突っ込めるようなベタなネタを平然と行うのが強みである」となる。また、「ギャグで笑わせるのではなく、ギャグがスベった後の妙な雰囲気とおかしさが観客の笑いを誘う、いわゆる『スベリ芸』を世間一般に広めた代表格の一人と言える」ということである。

 しかしぼくの感じはちょっと違う。「ギャグのあとのシラケ」を笑う、という感覚ではなく、「こんなオモロイことを言う奴に、シラケている君らを笑ってやる」という優越感と、ショージの面白さ、つまり村上ショージという人間存在そのものの可笑しさが面白いのである。村上ショージの面白さについて書いていると、ギャグの面白さが分からない人に、その面白さを解説している
ような、隔靴掻痒の感が否めない。つまり、村上ショージの何が面白いのか、自分でも真から分かっていないのだと思う。

 ここに笑いの特質があるのではないだろうか。怒りや悲しみは、わりと分析的に解説できる。自分が何に怒っているのか、何を悲しんでいるのか分からず、怒ったり悲しんだりすることは稀であるが、面白さというのは「何となくオモシロイ」がある。おそらく、感覚としては、笑いは怒りや悲しみよりあとから人間の中に形成されたものなんだろうと思う。犬や猫は、怒り、悲しみはするが、笑わない。

 最近、村上ショージはミスター・ドーナツというメジャー企業のTVコマーシャルに出ている。彼の笑いの感覚が、世間にも浸透し始めているのかもしれない。また、ある種の憧れをもって「ショージさんのようになりたい」と言う吉本の若手芸人も多いらしいが、それはおそらく「存在そのものの可笑しさ」に対する憧れなんだと思う。

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■【6】「秋田弁だば まんず おもしれー」(秋田おばこ編) ☆彡
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                    ■  ちゃぺ ■
                            
                                         秋田おばこ


かわいい猫を見ると、つい手もとに呼んでみたくなります。
そんなときは「ちゃぺ、ちゃぺー」と声をかけましょう。
秋田の飼い猫なら、おそらく寄ってきますよ。
子猫なら「ちゃぺこ」または「ちゃーこ、ちゃこ」と
手を出せばきっとじゃれてきます。
「ちゃちゃ」ともいいます。
最近はやりの「ニャンコ」よりもずっと古くから使われています。
昔の「ちゃぺ」は、よくねずみをつかまえていましたね。



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■                    ★彡☆彡
□【7】今月のフフフ                 ☆彡
■                                  ★彡
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                                               風

猛暑のある日、汗を拭きふき保育園に行きました。
いつものように園児たちが集まってきました。
その中の一人がいきなり私の手からハンカチを奪うと、
においをかいで、「クッサーッ」。
それから大笑いをしてから仲間の園児に「におうてみー、くさいでー」。
続いて仲間たちがひとりずつ「クッサーッ」と大笑いのバトンタッチ。
これっていったい何?      



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□                   ☆彡☆彡☆彡
■【8】ハンガリー追想(10)                    ★ ☆
□                             ★彡★彡
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                                       シュー・マームラ

前回タクシーのことを書いたので、その後鉄道、道路について書こうと思っていた。ところが、これまでに時折登場しているゴビさんと、先日7-8年ぶりに連絡が取れたので、このことに関連したことを書いてみたい。

ハンガリーとの仕事に関わらなくなり、ゴビさんと直接連絡をとることもなくなった。その後は、彼女がEメールを使っていなかったこともあり、ハンガリーに出張する人に伝言を託したり、近況を教えてもらったり、クリスマスカードを交したりするのみで、ほとんど音信不通になっていた。

ハンガリー製やポーランド製の羽毛布団は、有数の生産地であることで付加価値がつき、高くても売れていたのは、一昔のこと。今では羽毛の洗浄や縫製技術が数段向上した中国や、20年以上前から技術的に優れていた日本の製造者に、価格競争に負けすっかり市場を取られている。 

ところが、中国産の羽毛が大半を占めるようになった反動で、ほんのわずかであるがハンガリー製の羽毛布団が再び注目されてきている。この状況のもと、かつて働いていた会社の社長の訪問時に詳細な打ち合わせが必要になり、8月に英訳を依頼されたので、社長とも久しぶりに話しをした。社長も、久しぶりにゴビさんに連絡したそうだが、「電話をしてほしいと言っていたよ」と電話番号を渡された。

ゴビさんのなつかしい声や口調が、10年近い空白を一瞬にして埋めてくれた。この間、彼女はお母さんの介護に専念するために、しばらく仕事を止めていたが、4カ国語が出来る彼女は難なく貿易会社で職を得、再び働き始めていた。会社は、かなり利益を上げるようになったらしいのだが、彼女は7月末に社長と喧嘩して会社を辞めたそうだ。
 「なぜ、辞めたかって?話せば長いけど、あなたならきっとわかってくれると思うよ」
 「相変わらずやね」
 「その話もしたいし、是非とも昔みたいに話しもしたいから、ハンガリーにいらっしゃいよ」

かつて一緒に仕事をしてきた時も、矛盾することには一切妥協を許さなかった。私たちが関係を持ち始めた1980年代前半は、彼女が働いていた貿易商社は、まだ国営だった。国と製造業者に利益をもたらすために、貿易業務を担っていたわけだが、私たちの要求やクレームが妥当だと受け止めてくれた時には、彼女は製造業者に強く交渉、喧嘩さえしてくれた。

実はゴビさんは、9月27日に手術を受けることになっている。明日か、明後日か手術の前に電話をかけてみるつもりだ。がんばれ!ゴビさん。そして、来年には再びハンガリーを訪問したいと思っている。



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□                  ☆彡     
■【9】イベントのお知らせ         ☆  
□                       ★彡★彡 ☆彡
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団塊世代の皆さま、そして市民活動関係者の皆さまへ

文化、芸術、スポーツ、読書、食欲など、様々な楽しみが多くなる秋になりました。そこにもう一つ「地域参加」「社会参加」を加え、新しい可能性を発見してみませんか。

団塊アクションネットワークでは、そんな皆さんのために、社会参加、地域参加のきっかけ作りのための連続講座を設けました。9月15日に第一回目が終了しましたが、10月からはいよいよ事例から共に考えながら、自らの活動を考えていきます。

講座の詳細については、下記をお読みください。また、下記の広報文は、メーリングリストやメルマガへの転載自由です。お知り合いの方がたや団体への広報方、どうぞよろしくお願いいたします。


以下 ≪転載大歓迎!!≫
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■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
┃   平成19年度大阪市生涯学習ネットワーク事業
┃   行動する団塊世代のための社会参加きっかけづくり講座
┃◆ …………………………………………………………………………………
┃ レクワク・シリーズ 市民プロデューサーになろう(その2)(全5回)
┃ 『市民の視点「利用のプロ」から行動へ』 
□ =============================================================
┃   *レクワクとは、レクチャー(座学)とワークショップを行う講座
┃   *市民プロデューサーとは、自分で提案でき、仲間を作り、
┃    行動をプロデュースする人のことです。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
┏┓ 人生、お金と健康だけじゃない。。。。。。
┗■ 私たちには、まだまだ「アクション!」というかけ声が似合う


対象者: 団塊世代 (1943-53年生まれ)

日 時: 2007年10月20日 土曜日 13時 〜17時

 ■┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■┃講座内容: 『市民の視点「利用のプロ」から行動へ』            
 ■┃                                   
 ■┃「利用のプロ」の視点で大阪市営地下鉄や天王寺動物園を調査し
 ■┃提案を出した市民グループがあります。きっかけは「地下鉄は階
 ■┃段が大変」という高齢者の一言。調査活動とは無縁の素人がなぜ
 ■┃調査をしようと考え、どのように行動したのでしょうか。市民参
 ■┃画のまちづくりは、あなたのネクストステージへの扉を開くかも 
 ■┃しれません。                        
 ■┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

講師:小山 琴子氏(おんなの目で大阪の街を創る会代表)
1993年自治体主催の都市環境講座を受講し、専業主婦から市民活動主婦へ。「能力がないのではなく経験していないだけ」というサポーターの言葉に励まされて活動を継続。提案の実現や人々とつながるすばらしさを味わい、市民活動に限りない魅力を感じていく。また、本人の醸し出す“楽しいオーラ”は、家族にも変化をもたらした。


場 所:大阪市立住まい情報センター5階研修室
    大阪市北区天神橋6丁目4−20 電話:06-6242-1160 
地下鉄「天神橋筋六丁目」駅下車3号出口より連絡
JR環状線「天満」駅から北へ徒歩7分。 
    http://www.sumai.city.osaka.jp/subpage.php?p=3661

参加費: 500円

定 員: 20名(先着順)

お問合せ・申込み:
「お名前」・「連絡先あるいはメールアドレス」(必須)を下記のいずれかの方法でご連絡ください。「期待されること」や「参加動機」などもお書きください。
●メール     :info@dankaiaction.jp
●ホームページ   :http://dankaiaction.jp
●電話・ファックス:06-6428-1402(担当:今村)
ご連絡いただきました個人情報は、主催者および講師以外の第三者に提供することはありません。

*3〜5回目の内容はhttp://dankaiaction.jp/lectures/series.html
をご覧ください。こちらもぜひご参加ください。
2〜4回は、事例から共に考え、5回目は今後の行動を考えます。

☆その3: 企業戦士、シナリオのない魅力!?の世界へ! 
日時: 11月24日(土) 13時〜17時
場所: 大阪市立総合生涯学習センター研修室(大阪駅前第二ビル5階)
講師: 河西実氏  ベンチャー企業社長・NPO法人理事

☆その4: 一歩踏み出せば、活動はひろがる! 
日時: 12月15日(土) 13時〜17時
場所: 大阪市立総合生涯学習センター研修室(大阪駅前第二ビル5階)
講師: 錺栄美子氏  なにわ語り部の会

☆その5: 自分で「活動」を創るプロデューサーになろう!
日時: 1月19日(土) 13時〜17時
場所: 大阪市立総合生涯学習センター研修室(大阪駅前第二ビル5階)
講師: 吐山継彦氏 言葉工房主宰、市民活動総合情報誌「Volo」編集委員長

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以上


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★【10】 編集後記                     ★☆★
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 今年に入って、アイロン、掃除機、コンピュータが次々調子が悪くなり、買い換えた。コンピュータはデスクトップとノートともに泣く泣く買い換えたところだったが、電子レンジが料理の途中で突如動かなくなった。友だちは、2ヶ月電子レンジなしで生活したそうだが、ちょっと暖めたりするのが面倒なので、すぐに買ってしまった。今年は、薄型の地上デジタルテレビを買おうと思っていたが、洗濯機や冷蔵庫も心配になってきたので、来年になりそう。それにしても、電化製品なしには暮らせなくなってきたことに少々反省しているが、しばらく生活スタイルは改まりそうにない、情けない私。   (スー)
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