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市民ライターどんどん
地球を見つめて〜なんちゃって
  ……かざりえみこ
コラム ★ライターズ・バトル★
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関西弁だば、まんづ わがんね
  ……秋田おばこ
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◇お薦めメルマガ勝手に紹介
◇お薦めのこの一本
◇ショートコラム
   この○○を誉めよ!

◇講座そのほか情報
(以下はいまなお工事中です)
◇投稿
◇編集後記
これまで発行した
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市民ライター通信より
2冊の本が出版されました!





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☆★☆★
★☆★ 書く力、書く参加!
☆★
★          市民ライター通信
☆ 2006.10.20
---------------- http://www2.ocn.ne.jp/~mmwriter/ ★ 第37号★☆★
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■まいど おおきに!■

前号では、これまで連載してきたコラムのうち「市民ライターどんどん」と
「市民ライターのキモ」をホームページ上で全て更新したことお知らせしま
したが、10月には「地球をみつめて」36編を更新しました。読み返してみる
と、自分の身の回りのこと改めて考えさせられます。


////////////////////■□■ も く じ ■□/////////////////////


【1】市民ライターどんどん(30)
      語りの世界へ・音楽と共にどうぞ!!   ………………  禅定正世
【2】地球を見つめて〜なんちゃって(37) …………………… かざりえみこ
【3】オバチャマは市民ライター (7)
      観た聴いた、国会中継!  …………………………… オバチャマ
【4】投稿「心ここにあり」第四回 ………………………………… 中川 忠
【5】ホンの来歴(2)         ………………………………… 槙野 裕
【6】今月のウフフフ・・・    ………………………………………    風
【7】秋田弁だば まんず おもしれー 
       「こらぁ」       ……………………………     秋田おばこ
【8】投稿  詩   ……………………………………………… 陣内三朗
【9】ポエムとポリシー …………………………………………… 小山良弘
【10】日本国憲法について考える(その7) ………………… 霊崎 信行
【11】イベントのお知らせ:
      Peace Community IN あまがさき「平和の集い あまがさき」   
【12】編集後記

                     
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■【1】市民ライターどんどん(30)   ★彡☆彡
□           ☆彡
■       ★彡今・昔語りべ  禅定正世(ぜんじょうまさよ)

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       ☆ 語りの世界へ・音楽と共にどうぞ!! ☆
                       
市民ライター通信の読者のみなさんに『禅定正世・語りの世界』のご案内をさせていただきます。
 自分の名前を堂々?と書いて口演の銘を打つなんてことは、清水の舞台から飛び降りるぐらいの度胸がいるのですけれど、十年ほど前からこれを用いて、個人の会を催してきました。多分還暦を過ぎた頃からでしょうか。

 自分の語り口というのは、その場に応じて、聞き手に真っ新(さら)な気持ちで伝えていく。そして、共感をいただくことだと体感したからです。
 さらに、来し方の人生を浚(さら)いながら、好きな作品を語りたい!を実感する踏ん切り、バネのようなものです。実際に七十代に入りますと目標を達するには、エネルギーを秘めたバネは必要になってきます。

 そう、そう、これまでの語りの会には『語り勧進』という銘も打ってきました。
 今回も収益は、フィリピン・ミンダナオ島の青年が奏じる民族音楽保存の支援に当てたいと思っています。

 口演の内容は,『民話は人生の知恵袋』との思いから、君島久子さんの作品を中心に語ります。また、音楽との共演で歌物語も聞いていただきます。
 どうかみなさん、会場にお越し下さい!
 七十歳の禅定節(ぶし)が、みなさんとどこまで共感の輪をつなぐことができるか、ドキドキしながらお待ちしております。


                   記
    語り   :  禅定正世  
    共演    ソプラノ : 禅定みどり
          ピアノ  : 禅定佳隆
            語り〜君島久子作品から〜
        海南島に伝わる『ふえをふく岩』
        チベットのものをいう鳥から『白蛇を助ける』 他
      歌物語 『ほうすけのひよこ』作:谷川俊太郎 / 作曲:林 光

日時  2006年11月23日(木・祝日)  開演 14:00 (開場13:30)
会場  A & H ホール  電話06−6873−2607
   吹田市千里朝日阪急ビル4F
北大阪急行「千里中央駅」南側・モノレール「千里中央駅北側」
入場料 2,000円 (全席自由)
後援  なにわ語り部の会、京都語り部の会、絵本による街づくりの会(湖西)



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□                          ☆彡
■【2】 地球を見つめて〜なんちゃって(37)    ☆彡
□                    ★彡   
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            ◆ 里山破壊の実態 ◆
                              
                                       かざりえみこ

 目をつむると、私の生まれ育ったムラの里山がありありと浮かびます。
 約50年前、心にしっかりと刷り込まれた風景は、年齢と共に薄れるどころか、いよいよはっきりと見えてきます。川からこちら側の田んぼを抜けて来ると国道に沿って家が並び、その周囲と後方には畑。そして奥まった北側には山がありました。

 山には持ち主がありましたが、村の人たちは自由に出入りして、山菜やキノコを採り、焚き付けにする杉の葉を集め、栗を拾いました。だれもが、自分の持てるだけ、必要なだけしか採らない、という暗黙の了解がありました。山には炭を焼く人、下刈りをする人などがいて、山みちで出会えば、おたがいに声をかけていました。山からでると、アズキや大豆の畑がずっと家のそばまで続いていました。畦道沿いにスカンポを摘み、桑の実を食べて歩いたものでした。

 先月の末に、故郷を訪ねました。
 里山の荒廃は私の故郷も例外ではない状況をつぶさに見て帰りました。まず、
山の持ち主が代わっていました。大きな木が切り倒されたのに、植林も手入れもしていない様子で、ススキが茂り、ヤブが続いています。残った若い杉林は、間伐も枝打ちもされないために、根元には陽も差さず、土は痩せていました。

 山の続きにあった畑の多くが耕作放棄。そのあとに無造作に植えた杉がこれまた手入れの形跡もなく、もはや山とひと続きです。そんな中にいまだに耕されている畑があって、グルリをネットと高い柵で囲んで野菜を作っていました。きっと少人数家族の自家用なのでしょう。オクラ、インゲン、スイカ、キュウリ、菜っ葉類などの野菜が育っていました。
 桑の木ならぬ柿やスモモの木がもとの畦道の辺りにあって、木の枝がぶざまに折れていました。畑の持ち主に出会ったので聞くと、クマが木に昇って実を食べたあとだとのこと。ゆえに、畑に来るのが命がけであることを知りました。ラジオをつけて歩けば? と言うとすぐに「ダメ」の答え。そこには人がいる、食べものがあるという合図になってしまうから、襲って来るというのです。それでときどき、首からかけた笛を吹くのだそうです。

 いまでは、炊事や風呂にガスを使うので炭も薪も要らない、焚き付けも不要、山菜やキノコを採りに行くより、スーパーで野菜を買った方が早い、山イチゴなんかまずいと子どもたちが言う、沢ガニ採りなんかおもしろくない、それよりクマが怖い……。 これでは里山が荒廃するしかないと納得できました。遠く離れた者がひとり、たまに帰って懐かしがっても里山はもはや元には戻らない、ということでしょう。 
 過疎のムラで、ふるさとの山に向かって、しみじみと感じたことでした。



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☆                           ★彡   ★彡
★【3】オバチャマは市民ライター (7)     
☆                                     ☆★☆★彡
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              ■  観た聴いた、国会中継! ■ 
                                        オバチャマ

 国会中継って観たことある? オバチャマはとっても熱いファンだね。役者はかなりの演技派ぞろいだし、ドキュメンタリーとしてもいけるけど、ちょっとしたドラマよりスリリングでどきどきする。国の未来、私の将来がここで決まるんだもん。コワ面白いわけ。
 
 特に、安倍首相の所信表明なんか、翌日の新聞に書いてあったままの雰囲気
がライブで楽しめてしまった。そりゃあ、原稿を読みっぱなしで下を向いたままだったけど、でも、練習の成果はあったんじゃないかな。淀みなく読めていたから、立派なものでしたよ。
 
 中身はひとそれぞれ感じ方が違うから、なんともいえないけど、私の感想は、抽象的な理想論が抽象語を多用して語られたって感じで、わかったようでわからない。具体的な政策がなかったので、かなり物足りなかった。
 なんか、宗教的な感じがしたっていうのかな。まあ、美しい国っていうのが全体を覆っているから無理ないか。だって、美しいっていうのは人それぞれ違う主観的な言葉でしょう。緑の自然の国を美しいと感じるひともいるし、最新近代文明の科学最先端、宇宙都市みたいなものが美しいと思うひとだっている。
要は、想像しているものは全く違っても、美しい国にするのに反対はないという便利な言葉よね。

 続く本会議や予算会議はとってもスリリング。狐と狸の化かし合いなわけ。
面白いなんて喜んでばかりはいられない。だって、ほらほら船を漕いでいるひと、欠伸をしているひと、聴いているのかいないのかボーっと心ここにあらずのひと・・・。私ってこのひとたちの雇用主みたいなものでしょ。雇用主が一生かけても手にできない金額を、こんなボンクラに払っているのかって思ったら、笑っちゃいられないよ。

 アップになるのが安倍さんの顔だけでは退屈。演技はまだまだ一本調子、カッコいいけど内容のない大根役者だからね。熟成した語りは無理無理。だったら、役者は揃っているんだから、何年も出演しているのに全く売れない端役の顔も、たまにはアップで見せて欲しい。そうすれば、村のおっかさんも喜んでくれるってもんだ。その上、役に立たない役者は、国会劇場から降りてもらうこともできるわけでしょ。選挙が楽しみになって盛り上がると思うよ。

 昼真っからテレビなんか観ちゃあいられないというアナタ、大丈夫!ネットで中継は網羅されているんだから。夜、ゆっくり晩酌でもしながら楽しんでくださいな。でも、悪酔いするかどうか責任は持てない。だって、言ったでしょ。
狸と狐ばっかりだから、くれぐれも化かされないようにね。

ネット中継は
   衆議院  http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.cfm?ex=HM
   参議院  http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
      (過去の委員会や会議も見られ、キーワードで検索も
       できてとっても便利。会議はライブで面白さそのまま)



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★                       ☆彡      ★彡   
☆【4】投稿  「心ここにあり」第四回      ☆彡    ★彡
★                                      ☆★☆★彡
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                                        中川 忠

 こんなことは誰でも知っていると思うけれど、人間には積極性が似合う人と似合わない人がいます。後者は簡単に言うと内向的な性格で、行動よりも考えることが先に来る人のことです。

 ところが今の世の中、こんな簡単なことが分からない人が多い。
 内向的な性格は悪だ、とまで決め付ける人がいます。しまいには「俺だって本当は内向的だ」と怒り出しさえします。
 確かにお金儲けは内向的な性格ではなかなか出来ません。特に売り上げに直接関わる部署では、まず最初に内向的な部分を徹底的に叩き直されます。
 三十歳くらいになって、あんな内向的だった子がこんな積極的になった、大人になった、大人になったと世間は褒め称えます。

 そこで最初の文章に戻ります。
 人間には積極性が似合う人と似合わない人がいます。

 似合わない人が積極的な大人になったらどういうことになるか、非常に押し付けがましいいやな大人になるのです。何故そうなるかというと、彼は似合わないのに積極的になった。だからいつまでたっても心の中でしっくり来るものがないのです。

 本当は内向的な人の方が豊かな幸せを見つけることに関しては向いているのです。その長所をみすみす捨てさせる世の中は、単純に悪いと言ってもいいのです。
 こうした積極性に関する人々の勘違いをなくさなければ、統合失調症をはじめとする心の病気はなくなりません。
 
 大きな声で文句を言っていたら言い分が通るというような世の中では、戦争もなくなりません。言葉の内容よりも大きな声の方が大事だと思っている人がどれだけ多いでしょう。
 私も若い頃は大きな声を出そう、出そうとつとめました。ところが不思議なことに、大きな声を出してしゃべると頭の中に何もなくなるのです。ただ大きな声でしゃべればいい、それだけの思いしかなくなり、中身を考えてしゃべるという機能が麻痺してしまうのです。

 それは大きな声というものに関する一つの真理であると今は思っています。



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□                                         ☆彡
■【5】 「ホンの来歴」(2)           ☆彡
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               ◆ インタビュー(その2)◆

                                         槙野 裕

 この取材でのインタビュイー(インタビューを受ける人)の特徴は、
(1)30年前の事件という関係上、高齢者が多かった
(2)自分たちの半生を記録する本だということで、非常に協力的だった
という点です。

 特に(2)は、インタビュー初心者としてはありがたいことでした。
最初の段階では脱線、雑談と思われることがいくつも出てきて、話題は散漫になります。インタビュアーによってはかなり的確な質問を繰り出して必要な情報を得てサッと切り上げてしまえるのでしょうが、私はそういうのが苦手で、どうしても話が長くなります。
 
 ただ、この段階では雑談・脱線はいくらあってもいいと思っています(もし時間が許すならば、ですが)。相手には話したいことがいくらでもあるのです。あまりに個人的な話だったりして原稿には使えないことも多いのですが、この段階は効率を優先するにはまだ早い。「自分がこの事件について知っているのは、ほんの少しでしかない」「面白いエピソードが引き出せるかもしれない」と思えば、向こうが興に乗ってくれればくれるほどありがたいのです。

 とはいえ、あまりに雑然とした話だと困るわけで、それはこちらで方向付けをしないといけません。そこで有効だったのは、固有名詞と年代です。
「それは食堂ですね」ではなく、「それは若竹ですよね」、「あれはどのいつ頃やったかなあ……」「1970年、昭和45年ですね。万博のあった年です。○○さんは40才ですねえ。この頃は確かこういうことをされたはずですが……」といった言い方をすると、話がスルスルッとこちらの方向に戻ってきます。あるいは少々強引に話の腰を折ってしまっても、固有名詞から入るとさほど気を悪くせずに頭を切り換えてくれる人が多いように思います。

 もちろんこの手を使うには事前の下調べが必要です。というか、インタビューに事前の下調べは必須なのですが。



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□                               ☆彡
▼【6】今月のウフフフ・・・                     ☆彡
□                               ☆彡       ★彡
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                                           風 
   
 近所に引っ越ししてきた家族が、家の中で大小三びきの犬を飼っています。
夏の間、窓を開けているので、窓の柵から顔を並べて、人が通るたびに吠えます。いい加減うるさいのですが、近所の人はどんな飼い主かもわからないので、
注意もしません。

 そんなある日のこと、思いあまって「やあ」と犬に最敬礼をしたら、それ以来ピタリと吠え声が止まり、朝の出勤がラクになったと、近所のご主人が私に話してくれました。



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■【7】「秋田弁だば まんず おもしれー」(秋田おばこ編) ☆彡
□   
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                  ■ 「こらぁ」 ■
                            
                                      秋田おばこ

「こらぁ」

……と言っても、叱っているのではないんですよ。

「これが、例の品物です。はいどうぞ」といって手渡すときに、または目の前で見せるときに出てくる音声です。

 もっとていねいになると、「こら、こらぁ」です。
翻訳すれば「はいどうぞ、見て下さいね、これですよ」くらいでしょうか。ほんとうにシンプルで、やさしく親しみのこもった響きでしょう?



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□                    ☆彡     ☆彡
■【8】投稿 ・・・詩                 
□                                  ☆彡★彡
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                                  陣内 三朗 
     ◆  実感ありますか ◆
     

  生きている 実感ありますか
  生きている 喜びありますか

  感じてください
  耳をすまして きいてください

  自分自身の深い部分にきっとかえってきますよ
  本当のこたえ

  はじめは ちっちゃな声でも
  やがてはっきりと きこえてきますよ

  本当のこたえが たしかな感覚で



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□                    ☆彡      ☆彡
▼【9】ポエムとポリシー              ☆彡
□                        ☆彡
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
                            小山良弘

◇◆◇ 今年の話 ◇◆◇


カレンダーをめくって月日が過ぎて、今年振り返って
1月、日本海の民宿で食べたカニ、おいしかった。また行きたいね。
6月結婚式へ出てスピーチを言った。「一緒になれてよかったね」
彼が「いとうしく思ったから」
彼女が「同じ価値観を感じたから」
幸せに、新婚さん。

7月に、海に行って、泳いで、テニスして、
みんなでわいわいバーベキュー。「おいしーい。」
それからカラオケ楽しかった。

何年ぶりかで田舎へ行って、おじさんが「元気が一番。健康が第一。
それからプラス思考で生きていかなあかん。」
いいこと言ってくれた。おばさんが作ってくれたチラシずしおいしかった。
ごちそうさんでした。

今年は本をよく読んだ。その中で「あなたの決断力と推理力、それから
執念と覚悟に感心しました。」
帝国ホテルのフランス料理、おいしかった。
「ここの料理には未知との遭遇を感じる。」と君が言った。
君のおかげで今年もあったかかった。

有難う。


                    
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□                               ★彡
◆【10】日本国憲法について考える(その7)            
□               前文、1条−天皇制
◆                          ★彡☆★  ☆彡
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                              霊崎 信行(大阪市 北区) 
                                          
 憲法改正は国会議員の2/3の賛成を経て国民投票されると知り、私も国民の一人として日本国憲法に正面から取り組んでみようと思い「前文」「1条 天皇制」「9条 戦争放棄」に絞って自分の考えを書かせて頂きました。
 しかし憲法を論ずるのはあまりにも幅広く、奥深く、正確さを期すと文章が長くなり、読みづらいとのご指摘もあったことから、できるだけ結論と根拠に絞って、まとめとさせて頂きたいと思います。

【憲法前文について】
1.私は自民党の改正のポイントにかかれている以下の二つの表現に違和感を覚えました。
<http://www.jimin.jp/jimin/jimin/2004_seisaku/kenpou/contents/01.html>

 (1)「国際社会から尊敬される品格ある国家を目指す」
     反論:「国際社会から尊敬される」には他国を見下したような傲慢
     さを感じる。あえていうなら信頼される国家ではないだろうか?
 (2)「憲法を通じて、国民の中に自然と愛国心が芽生えてくる」
     反論:憲法に規定して国民に愛国心を持たせようというのはおかし
     い。国民から選ばれた政治家がよい政治を行って住みよい国になれ
     ば自然と国を愛する心は醸成されると考える。 
   
2.結論
 私は「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」の三原則の理想を掲げたこの前文は民主主義の原則が簡潔かつ的確に表現されており感銘を覚えた。
強いて改正する点をあげれば仮名遣いを現代語にするくらいであると思う。

<参考>愛国心について
 そもそも愛国心とは一体何でしょう?愛国心を文字どおり「国を愛する心」といってしまえばそれまでですが、辞書で引いた「国」という言葉の意味のそれぞれに「愛する心を」あてはめてみると「愛国心」の意味は微妙に変わってきます。 

  (1) 「国家、国土を愛する心」
  (2) 「地域、地方を愛する心」
  (3) 「中央政府を愛する心」
  (4) 「故郷、郷里を愛する心」
  (5) 「任国、領国を愛する心」

 愛国心の意味が(1)、(3)、(5) だとすれば国家主義的な色合いが濃くなる。
 (2)、(4)だとするとは階層を問わず世界中の全ての人にスンナリと受け入れられると考えます。   
 自己中心的な日本人が増え自由が氾濫して無責任が横行している現状を何とかしたいという自民党の意図は解らなくはないが、憲法で規定するのはいただけない。そうならないようにするには我々国民一人一人が「お上にお任せ」でなく自由と責任を基本に積極的に社会参加していくことがますます重要性を帯
びていくように思われます。
 そのためには権力におもねないマスメディアの良質な情報提供も不可欠であると考えます。

【憲法第1条 天皇の地位】
第1条では「天皇は日本国の象徴であり日本国民統合の象徴」とあります。象徴とは一体どのような意味なのでしょうか。
 (1)明治憲法では天皇家は日本民族の始祖とされる天照大神から2600年
   間続く家系であるとする国家神道を基にして天皇を神格化したが日本国
   憲法においてはさすがに神格化はやめたが、天皇は日本人を代表する存
   在であることは維持した。
 (2)国民主権を明確にするため明治憲法(大日本帝国憲法で採用していた天
   皇主権を否定し天皇には政治の実質的決定権のないことを宣言した。
 
 「日本人を統合する立場」と「国民主権」を両立させる意味合いから日本国憲法では象徴という表現にしたと考えます。
   
 今回の改正の論議の中で天皇を国の元首と規定するよう改正すべきだという意見もあるようですが、元首という意味には
(1)一国の首長(上に立って集団や団体を支配・統率する人。行政組織の長。
   内閣総理大臣や、地方公共団体の長。)
(2)国際法上、外部に向かって国家を代表する資格をもつ国家機関。君主国
   では君主、共和国では大統領。日本では旧憲法下の天皇

とあり、天皇に政治的な権力を持たせようとすることになり、明治憲法に戻ってしまうと考えます。
 従って私は現行憲法の方が今の日本にふさわしく1条の改正の必要はないと考えます。
   
                
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□                         ☆彡     
■【11】イベントのお知らせ   
◆      「市民社会フォーラム」より          ☆  
□                              ★彡★彡 ☆彡
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11月4日土曜日〜日本が揺れ動くようなイベントをおこないます!

■Peace Community IN あまがさき
「平和の集い あまがさき」
http://peacecommunity.blog78.fc2.com/
沖縄と尼崎を結んで
音楽、講演、シンポジュ-ム、アピール・・・・・・盛りだくさんの8時間!

【コンセプト】 11/4、尼から沖縄を結ぼう!!  
 11月19日には沖縄県知事選挙と尼崎市長選挙の投票が行なわれます。 
 沖縄知事選挙では野党5党が共同で参議院議員の糸数慶子さんを擁立し、尼崎市長選挙では現職の白井文市長が再選をかけて、ともに自民党系候補と一騎打ちになるもようです。
 安部自公内閣が発足し、教育基本法改訂(改悪)、共謀罪新設、国民投票法制定、防衛「庁」の「省」への格上げなど、平和憲法を骨抜きにする重大法案が審議されます。
 両選挙はこうした国政の動向と共に、来年の統一地方選挙、参議院選挙に大きな影響を与える重要な選挙になるといえるでしょう。
 本企画では、沖縄の米軍基地問題もふくめて、「市民のための、市民による、市民の地方自治」について学習交流いたします。
 シンポジウムとともに、平和を愛する多彩な個人・グループが集って音楽演奏や活動PRも同時開催いたします。 
 世界的に有名なのこぎリスト稲山訓央氏の「のこぎり音楽ライブ」があります。
 阿部ひろ江さんとJAMZIPのライブも予定しています。  

※当企画は、候補者を応援するための集会ではなく、市民自治と平和について学習・交流することを本旨としています。  

どなたでもご参加できます★
すべてが「メイン・イベント」の超豪華内容の集会です!

◆日 時 2006年11月4日(土)12:45〜20:30(開場12:15)
◆会 場 尼崎市労働センター(阪神尼崎駅より北へ徒歩7分)
http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/map/institution/05_013.html
◆参加費 (この内容でこの価格!)
お一人様 当日1500円(事前申し込みの場合は1000円) 終日出入り可

※事前申し込みは、11月2日23時55分までに下記メールアドレスに「事前申し込みします。(  )名・ご芳名(複数申し込みの場合は代表者名)」をご記載の上、送信してください。 折り返し「申し込み受付メール」を送信しますので、プリントアウトして当日ご持参いただければ、1000円で入場していただけます。

事前申し込みメール送信先(遊牧民まで)
 ↓
dubhw208@sakai.zaq.ne.jp  
なお、障害者手帳(またはこれに類するもの)をご提示の方と、高校生以下は
無料とさせていただきます。

【プログラム】 総合司会★遊牧民★ (現場監督 岡林信一)

もうこれは、「集会」と云うより「文化」だ!

開場・受付開始 12:00
開会あいさつ(実行委員会より) 12:45〜 12:50
※白井文(しらい あや)尼崎市長の来賓あいさつを予定しています(時間未定)

◆オープニング特別企画 のこぎリ音楽ライブ(12:50〜13:50)
「人生はのこぎりだ! 押してもダメなら弾いてみな!」
出演 稲山訓央(いなやまくにお)さん
のこぎリスト・日本のこぎり音楽協会滋賀支部長・ラジオパーソナリティ・聖泉大学短期大学部助教授
http://inayamakunio.at.infoseek.co.jp/
志賀谷匡史(しがやただし)さん
ギタリスト・ラジオパーソナリティ

(休憩20分)

◆第1部 講演会とシンポジウム(14:10〜17:30)
「市民による、市民のための、市民の地方自治とは―沖縄と尼崎を結ぶ―」
◇特別講演?「尼崎市政と市民派選挙の可能性」(仮) (14:10〜15:00)  

広原盛明(ひろはらもりあき)さん
龍谷大学教授・神戸再生フォーラム顧問
http://www.hirohara.com/

(休憩10分)

◇特別講演?「米軍基地のない関西で沖縄を考える」(15:10〜16:00)  
小湊忍(こみなとしのぶ)さん
沖縄・日本から米軍基地をなくす草の根運動副代表
http://www.kusanone.org/

(休憩20分)

◇パネルディスカッション(16:20〜17:30)  
コーディネーター
稲村和美(いなむらかずみ)さん
兵庫県議・「みどりのテーブル」共同代表
http://www.inamura-kazumi.com/

パネラー
広原盛明(ひろはらもりあき)さん
小湊忍(こみなとしのぶ)さん

(休憩30分)

☆特別突然企画☆ (開催時刻はノーコメント)
みんなで「第九で9条」唄いましょう!
「第九で9条」発案者の秋元裕美子さんをお迎えして「第九で9条」の歌唱指導をしていただきます★
http://peaceke.blog65.fc2.com/

◆第2部 みんなで「平和の井戸端会議」をしませんか?
IN あまがさき(18:00〜20:10)  
〜頑張っているNGO(または個人)のアピール交流集会です。 「ライブコンサート」したい方も大集合!

★アピール参加予定団体(まだ募集しています)
スリー9阪神
市民自治もりぐち
JJ(日本自立)プロジェクト関西
神戸再生フォーラム
神戸を創りかえるわかものネット
日本科学者会議兵庫支部
兵庫県自治体問題研究所

☆ピース・ライブ☆
阿部ひろ江(あべひろえ)さん(フォークシンガー)
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/demachi/

JAMZIP(アコースティック・バンド)
http://www.jamzip.com/

◆主 催 「Peace Community IN あまがさき」実行委員会(共催団体で構成)

http://peacecommunity.blog78.fc2.com/
◆共 催 
市民社会フォーラム
平和の井戸端会議
神戸再生フォーラム
神戸を創りかえるわかものネット
市民自治もりぐち
JJ(日本自立)プロジェクト関西
スリー9阪神
日本科学者会議兵庫支部
兵庫県自治体問題研究所
沖縄・日本から米軍基地をなくす草の根運動
第九で9条
(順不同・10/16現在)
◆協 賛
エイコンズ・ビレッジ
兵庫県震災復興研究センター
兵庫県労働運動総合研究所
神戸ラブ&ピース
被災地NGO恊働センター
尼崎都市・自治体問題研究所(順不同・10/16現在)
◆定 員 240人

【共催団体・参加協力団体、アピール団体(または個人)、スタッフを募集します!】  
共催金、協力金などはいただきませんが、当日1名以上の有料入場者の確約をお願いします。
!)共催団体になっていただくと実行委員会にご参加いただけます。メール広報やチラシに団体名を掲載します。
!)協賛団体になっていただくと、メール広報に団体名を掲載します。
!)個人としてスタッフ参加も大歓迎です。
■お問い合わせ先 dubhw208@sakai.zaq.ne.jp     
     携帯TEL 090-8192-3790(遊牧民まで)


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★【12】 編集後記                     ★☆★
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 大人が最近おかしくなっていると思う。特に気になるのがあいさつ。会社でも朝も帰りも何もあいさつしないで、ヌーっと来て、スーっと帰っていく。マンションのエレベータで「おはようございます」と言っても、何も言わない人も結構いる。子どもは、横で大人をじっと見ているのに。知り合いが中学生の娘があいさつができないと嘆いていたが、原因は母親が家族に対して「おはよう」など何もあいさつしないことだと文句をいっている。それって、子どもができる前から夫婦の間でも「おはよう」と言ったことないんだよね。もっと早く気づけよ!
                           (スー、ふー)
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